Come on UP Logo

多様性を楽しみ、ゆったり暮らす。 シェアハウスならカモンアップ

  • JP
  • EN
thumbnail

カモンアップ社長・永瀬 泰子(ながせ やすこ)独占インタビュー パート③

2023-03-03

こんばんは!創立17年、国際シェアハウスの草分け「カモンアップ」代表の永瀬泰子です。まだ日本にシェアハウスという文化が耳慣れなかった2006年。どのような道筋で起業に至ったのか、マイストーリーの第3回目です。

目次

立ち上げ早々の大コケ

その頃の私は、会社経営について経験もノウハウもまったくない状態。「 3人いれば文殊の知恵 」という諺があるように、誰かと一緒にやれば心強いような気がして、友人2人を誘って会社を始めました。

ところが、これがとんだ大失敗でした。3人で会社をやる=3人分稼がなくてはならない、ということをまるで考えていなかったのです💦

お恥ずかしながら、会社を設立して早々に、これでは到底やっていけないということに気づいてしまった私は、2人の友達に

「ごめん、無理だ。本当に申し訳ないけれど。」

と頭を下げて、メンバーを解散する旨を伝えました。この日が、私の人生で一番辛い日でした。

この手痛い経験から私が学んだのは、キャッシュフローの大切さです。お金がいつ入ってきて、いつ出ていくのか。1年後には入ってくるかもしれないけれど、2、3ヶ月先は0かもしれないこと。それを常に考えなくてはならないことを、本当は起業前にプランニングしなければいけなかったのに、見切り発車の経営で、身を以て知ったのです。

失望からプチ引きこもりに…

パナソニックを辞めて、夢に共感してくれた友人たちとの独立起業。けれども、経営計画の見通しが甘かったために、ともに理念を持って協力してくれた友人たちにフィーをお支払いできず、

「私のせいで、友人たちの人生を変えてしまった。」

という罪悪感に苛まれた私は、オープンしたばかりの恵比寿のシェアハウスでプチ引きこもり状態に陥ってしまいました。

それでもまだ私がラッキーだったのは、シェアメイトたちがいてくれたこと。

「おはよう」「おかえり」

といった日々の挨拶やちょっとした会話のおかげで、私は完全な引きこもりにならずに、なんとか最低限の社会生活を維持していられたのです。

いろいろなシェアメイトがいました。能天気で元気なメンズたち。

「ご飯多めに作ったから一緒にどう?」

と誘ってくれる優しいお姉さん。彼らが一緒にいてくれたからこそ、自分を見失わずにいられた。その意味で、私はシェアハウスに救われたのだと思っています。

穏やかで温かいシェアハウス生活の中で、私は

「ここはやっぱりいい場所だ。私は間違っていなかったんだ」

と再び確信を深め、「もう一度がんばろう」と気持ちを新たにしました。

再起動、そして2号店オープンへ

ちょうどその頃、吉祥寺にある親戚の家が空き家になりました。家主夫婦が歳をとって管理ができなくなったので売りに出したのですが、なかなか売れず、かといって更地にするにはもったいない。

「この家をシェアハウスにできるかもしれない。家賃収入が入るようになれば、家主夫婦の介護の足しにもなる。」

そう考えた私は、もう一度チャレンジしてみることにしました。起業したばかりで、銀行はお金を貸してくれないので、親戚にお金を借りて改修工事をスタートしました。

どん底からの再出発!当時の想いは、いつまでも忘れてはならない初心として、私の胸に刻まれています…。

※ただいま引越しシーズン! カモンアップシェアハウスも、毎日たくさんのお問い合わせと内覧希望、入居のご契約で、スタッフ総動員です💦 良かったらぜひ、私たちのハウスがどんなところなのか、のぞいてみてくださいね✨

#info#interview

多様性を楽しみ、ゆったり暮らす。
シェアハウスならカモンアップ

Access

©2022 Come on up inc.